2009年03月18日

わたしのチビ






今日は公園とは関係のない記事でごめんなさい。

わたしの愛猫、チビを愛して下さった皆様へ

ご報告をさせて下さい。






今朝、愛するチビが天国へと旅立って行きました。

先月、体調を崩し糖尿病にはよくある膵炎と診断され

3日ほど入院しました。その時もかなり危ないと思って

いましたが、先生の治療の甲斐あって無事食欲も戻り

退院、ホッと胸を撫で下ろしたところでした。






2日ほど前から何も食べなくなり、受診したまっている

胸水を抜いて、血糖値も高かったことから一目盛りだけ

インスリンを注射してこれで回復しなければ覚悟しようと

心に決めて帰りました。再び入院もと思いましたが、

先生からは死に目に会えなくても良かったら入院させても

いい、と言われてそれもつらいし、明日良くならなかったら

と連れて帰りました。





帰ってからは胸水を抜いたので荒かった呼吸は

少し治まったものの、いつもとは違う鼻呼吸で

立つことも出来ず、それでもトイレにだけは行き倒れる

ような状態で用を足しに行っていました。

水も飲まず、もちろん食べ物を口元へ持って行っても

受け付けてくれません。






チビはここまで本当によく頑張ってくれました。

最後にわたしがチビにしてあげられることは

苦しみを取り除いてあげることだけ。

今は楽にしてあげたい、その一心で

先生にお願いし送って頂きました。

弱っていたので最後は麻酔だけで静かに眠りにつきました。





チビと出会ってから2年と10か月。あと2ヶ月で3年でした。

先生も糖尿病と心臓病という大きな病気を持っていながら

本当によく頑張った、糖尿病だけでも3年生きるのは長い方、

と言って下さいました。





まだまだ一緒にいて欲しかったのが本音です。

お金がかかっても、どんな状態でも。

チビはわたしの気持ちを察していたんでしょうか、

何度も命の危機にあいながらも復活し、

わたしもその度に覚悟して、それを繰り返し

わたしに諦めがつくよう頑張ってくれました。





3年前、高齢の方が家賃が払えなくなり強制退去、

施設に入られることになられて役所の人からは

猫は飼えないから保健所に連れていくと言われ、

『猫が死ぬなら自分も死ぬ』とおっしゃられて

当時、介護のお仕事をされていたうら若い男性が

僕が引き取ると、一旦引き取られた猫がチビ達でした。






その男性もご家族がアレルギーで、おうちには置いて

あげることが出来ず、職場や車に二頭が置いてもらって

いることを知ってわたしが一時預かりを申し出ました。





我が家も主人の反対があり、里親さんが見つかるまで

実家の父に頼んで二頭を預けることになりました。





ひと部屋に閉じ込めていたはずの二頭が、

実家の天袋から屋根裏にあがって、

そこから壁の隙間に落ちて10日間行方不明。

11日目に、名前も知らなかったので男性に確認してもらって

『ちびぃ〜〜』と叫んだときにかすれた猫の声・・

チビがニャーニャーと返事をしました。







壁に穴を開けてもらって、

10日も飲まず食わずだった二頭は目立った衰弱もなく、

無事に生還してくれました。





その後、チビチビは男性のお知り合いにすぐに引き取られ

いつも一緒にいた二頭、一頭になったチビが不憫で

実家のあと預けていた病院から、思わず自宅に連れ帰って

そこから2ヶ月、里親さんを探したものの高齢猫は

なかなか引き取り手が見つかりません。





そうこうしているうちに、どうも食欲が落ち元気がなくなって

受診したところ、糖尿病と診断されました。

そこまであなたが背負うことはないと言われたことも

ありましたが、二ヶ月手元に置いてしまうと

そこで見捨てることが出来ませんでした。

チビはすっかりわたしの生活の一部になっていたからです。







こうして我が家の猫として迎えたチビでしたが、

家の猫とは相性が悪く血が流れる喧嘩をする始末。

主人が反対していたこともあってチビはわたしの部屋だけで

生活することになりました。主人がチビの顔をまともに

見たことはありません。だからわたしのチビです。






今朝、チビが亡くなったあと何年も連絡を取っていなかった

チビを最初に救って下さった男性に思い切ってメールで

連絡をしてみました。アドレスも変わっているかもしれない、

と思いつつご連絡したところ、お返事が戻ってきました。






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返信ありがとうございます。

文面から、わが子のように大事にしていただいてたことが伝わります。
miemamaさんの思いが伝わっていた結果の長生きですね。チビもさぞかしありがとうと思っていたことでしょう。どうか気を落とさないで下さい。

「長生き」、「何度も復活」と聞いて、元の飼い主のおばあさんをすぐに思い出しました。90才近いのに転んでも怪我1つせず、39度の高熱を出しても次の日ケロッとしている、普通では考えられないほど丈夫な方でした。飼い主に似るんだなあと。今思えば、そのおばあさんも、自分の生活をかなり犠牲にしてあの子達と暮らしていました。強制退去の際、「この子らと一緒にホームレスになる!」って言って離れず、2時間以上説得したあげく、僕と担当ヘルパーと区役所の生活保護課の人で「ゴメンなあ〜!」って半泣きになりながら抱えてお迎えのワゴン車へ乗せました。その後部屋へ戻ると、チビとチビチビが凄い声で鳴いていましたね。

チビがいた公団の住民はペット禁止にもかかわらずかなりの世帯が猫を飼っており、皆どの家も、いち家族のように暮らしています。同じ棟の他のお宅での出来事ですが、僕がヘルパーの仕事を辞める際、そのお宅を訪問する最後の日、僕が座っているとピッタリ横をはなれないんです。2年ほど通っているのに始めてみせる行動で、飼い主が、「(今日が最後って)わかっとるんやなあ。」と言ってました。だからmiemamaさんが注いだ手間とか、愛情とか、チビは全部分かってたんだろうなあと思います。僕がこんな事偉そうに言える立場ではありませんが、猫は凄くそういうこと敏感ですよね。ついついあの頃の事を思い出して長文になってしまいました・・・

最後に、何度もくどいですが、本当にお手数お掛けいたしました。ありがとうございました。感謝しております。



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Fさん、チビの元飼い主さんのことをほとんど

知らなかったのでチビのことをまた知ることが出来て

本当に嬉しかった。チビを救って下さってありがとう。

元飼い主さんにもチビが元気にしていると連絡したかった。

連絡先もお名前も分からずいつも残念に思っていました。

チビがその方にもどれだけ愛されていたかが分かりました。







チビがなくなる寸前は早く楽にしてあげたい一心で、

無事に旅立った時には苦しみから助けてあげられた

安堵感でいっぱいでしたが、今はチビがいなくなった

喪失感でまだまだ涙が乾きません・・






いつもわたしを頼りにしてくれ、甘えて添い寝、

つらい時もしんどい時もふと横を見るとチビがいました。

今日までチビを可愛がって下さった皆様、

本当にありがとうございました。






チビがいない生活に慣れるまでもうちょっと

時間がかかりそうです。

チビに出会えたこと、

チビと一緒に生活出来たことに

感謝の気持ちでいっぱい。









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ちーちゃん、ありがとう。






miemama







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ニックネーム miemama at 22:53| Comment(19) | ちび | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする