2009年12月18日

寒かろうのら猫




地域情報誌の『○○○タイムス』

毎回、片隅に動物愛護の記事が掲載される。






去年の今頃、掲載されていた記事の中に

紹介されていた一篇の詩。






【寒かろうのら猫】



兄さん寒かろう

弟よ、寒かろう

外は雪

毛皮を着ていたって体温はどんどん奪われていく
やせっぽちの子猫兄弟にはとてもつらい

なんとか見つけた物陰で
身を寄せ合ってやり過ごすしかない

冬が来る前に
食べて食べて食べて
分厚い皮下脂肪を作っておけば良かった

兄さん寒かろう

弟よ、寒かろう

いじわるなおじいさんが来なければ
ずっとご飯をもらえたのに
親切なおばちゃんの作ってくれたハウスも
壊されちゃった

しかたないね

しかたない

このあいだ拾って食べた唐揚げ
おいしかったね
ママのおっぱい、暖かかったね

また食べたいね

また飲みたい

兄さん寒かろう

弟よ、寒かろう

外は雪


『のらねこ学入門』より





この詩をはじめて読んだ時、涙がこぼれた。

誰が好んで餌も当たらないような外にいる?

凍えるような寒さの中をじっと耐え、

与えられた運命を必死に毎日生きてるだけ。





また今年も寒い寒い冬到来。

朝起きて寒い日はこの詩が頭に浮かぶ。

どうやってこの寒さを、空腹を

耐え忍んでいるんだろうと思うと

胸が痛む。





一頭でも多く、暖かいおうちに入れてあげたい、

年末まであと少し、今年の里親探しも

ラストスパート。



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ニックネーム miemama at 00:38| Comment(0) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする