2009年06月10日

モンミャクシャント




初めて聞いた猫の病名。





4月25日にへその緒がついた状態で

公園に捨てられていた兄弟。




預かりの知人宅は仔猫で溢れ、

どうしようもなく我が家へ連れ帰り・・




幼稚園さんのご協力でそのうち3頭は

すでにおうちが見つかって、

メスのミュウちゃんは先住さんのあるおうちへ、

笑(えみ)ちゃんと甚(じん)くんは、

二頭一緒に貰って頂いた。


090522_1855~0001.jpg
兄弟の中でも一番大きかったえみえみ。
体は大きくても足の速さは抜群、
ぜんまい仕掛けのお人形さんみたい!



090522_1847~0001.jpg
兄弟で一番甘えん坊だったじんじん。
いつもわたしを探しては甘えていました、
可愛かったな・・グスン。





残りの2頭はあずき♀とこつぶ♂。

兄弟の中で一番小さい二匹は離乳も遅く、

大きい子から貰って頂いたので最後に残った。






この兄弟は下痢をすることもなく、

食欲も旺盛だったことから便検査をしていなかった。

ところがここにきて、コクシジウムがいることが判明。





慌てて兄弟に連絡すると共に、

こちらも駆虫のお薬を開始。

その直後、、





夜中11時になってふと寝床を見ると

こつぶがグッタリ、寝ているようで

寝ていない、抱き上げるとだらーんとしていて

もう生きてるか死んでるか分からない。

口がヒクヒクとけいれんし、

時々のけぞるような発作がある。





こつぶー、なんで〜と叫びながら

泣いているわたしに娘が一言、

「早く救急連れて行かなあかんやんっ!」

我に返って急いで夜間救急へ。





行く途中、何度も生きているかと

タクシーをとめてもらっては確かめ確かめ、

呼吸はある、とにかく急げ〜






酸素マスクをしてもらって、

血液検査・レントゲン・便検査・・

とあらゆる検査が始まった。





待つこと2時間、先生に呼ばれる。

結果、低血糖やFIPなどいろんな症状が考えられるが

血液検査ではアンモニアの数値が高いとのこと。

先天性の肝疾患の疑いも。





点滴治療をしてもらって、明け方5時にお迎えに。

昆虫入れのような保育器に入ったこつぶ。

グッタリしていたこつぶがウソのように元気。

翌々日にはかかりつけの先生に診て頂いたが、

肝疾患の疑いは拭えないとのこと。






そこから2日経ったある朝、またこつぶが仮死状態。

先生に電話しすぐに診てもらった結果、

どうやらコクシの薬の副作用のよう。

コクシジウムはサルファ剤というお薬が一般的で、

稀に猫は副作用で神経症状が出るらしい。

そう言えば、苦いお薬を嫌がるので

続けてやらずに発作の起きた直前に投与していた。





それでも薬の副作用だけでアンモニアが出ることはないそう。

やはり何らかの肝疾患に薬が影響しているかもしれないらしい。

そこで聞いた病名が門脈(モンミャク)シャント。




ネットで調べた内容によると、

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
門脈シャントは静脈と門脈を本来は存在しないシャント(バイパス)が架け橋となって繋がっている難病。そのために食べた物が肝臓でキレイな血になって体を流れるはずが、汚れて毒素が混ざったままの血が体中を流れてしまい、肝臓を破壊して死に至る病気。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++




今日はこつぶのために、先生が超音波検査やレントゲンで

詳しく調べて下さった。結果、門脈シャントの可能性は高くはないが

まだ絶対大丈夫とは言い切れないそう。






あずきとこつぶ、で募集をしていたが

先生のアドバイスもあってこつぶの里親探しは断念。

もう少し成長を見守ってから検討することにした。












090527_1606~0001.jpg
あたちはあじゅき、ママはあじゅ、あじゅ、って呼んでる。
こつぶとはずっと一緒にいたかったけど
病気かもしれないからしょうがないねん。
あたち、一匹でも大丈夫。よろちくね!





090522_1849~0001.jpg
ボクが噂のこちゅぶ。大豆って名前だったけど、
一番体が小さかったからママがこつぶにしてん。
いつもこちゅ、こちゅって変な名前で呼んでる。
あじゅきねえちゃんと一緒に貰って欲しかったけど、
ボクはもうちょっとママのとこでゆっくりするわ。






こつぶの発作で慌てたわたしに娘がまた一言・・

「あーいう時、お願いやから落ち着いてくれへん?
パニクッてるお母さん見てたらイライラするわ」ですと。

しょうがないやん、びっくりしてんもん!





こつぶが門脈・・でないことを祈って。

これからも見守ってやってください。






それにしても夜間救急様、助けて頂いたのに

こんなこと言ってはバチ当たりますが・・

もう少しお安くして頂けると。

お札が5枚羽を付けて飛んでゆきました、トホホ。






ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま) ダッシュ(走り出すさま)





















ニックネーム miemama at 23:23| Comment(3) | ボランティア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
miemamaさん、こんにちは。
笑ちゃん&甚くんに比べると、あずきちゃんとこつぶちゃんの小ささにびっくり。特に、こつぶちゃんの小さいこと…。
このような病気もあるのか、と改めて猫について何も知らない自分にも驚きました。
こつぶちゃん、頑張っているんですね。
miemamaさんちでゆっくりとで良いから元気になって、幸せになって欲しいとつくづく思います。
何も出来ない私が言うのも何ですが、miemamaさんは本当に素晴らしいと思います。

客観的に見てくれる娘さんのような存在は大きいのではないでしょうか?
毒舌気味(笑)ですけど、だからこそパニクるmiemamaさんも、ハッと我に返る事が出来るんですね。
良いチームワークになっていると思います。

こつぶちゃんが門脈シャンク(英語かと思いました)でなく、元気にこのまま育ってい苦事をお祈りしています☆
Posted by union-jack at 2009年06月20日 17:53
間違えました。
門脈シャンクじゃなくて、門脈「シャント」でしたね。
Posted by union-jack at 2009年06月20日 17:54
晴れunion-jackさんへ

励ましのコメントをありがとうございます。
なかなか更新出来ず、里親様とのメールのやりとり、
猫のお見合いやお届け、自分の仕事に家事と
毎日目が回るような忙しさで失礼をしています。

記事にするべきご返答になりますが・・
検査を重ねた結果、こつぶは門脈シャントではなく
健康体であると獣医さんに診断されました。
あれから特に変わった様子もなく、
コクシジウムも抑えることが出来ているのか
便も固まってモリモリ食べ、体重もあずきよりも
重くなりました。

先生からも、再募集しても構わないとお墨付きが
出ましたので本日、募集を開始しています。
少し早目でしたがエイズ・白血病検査も無事陰性!
ホッと一安心です。

もう可愛くて可愛くて手放しがたい子ですが
我が家のキャパも限界、また新しい子が保護された
時のためにも涙を飲んで貰って頂こうと思っています。

出遅れたこつぶですが残り福を祈っています〜
応援、本当にうれしいです、ありがとうございます。
Posted by miemama at 2009年06月24日 00:20